発表者募集!2019年 第5回APJEシンポジウム 

第五回大会は、スペイン東南に位置する地中海のリゾート地、アリカンテでの開催です。今回のテーマは『文化とは何かー日本語教育における文化の多様性―』です。

日本語教育における「文化」とは何でしょう。まず書道や生け花、歌舞伎などの「伝統文化」や、アニメやゲーム、J-POPなどの「現代文化・ポップカルチャー」を思い浮かべるのではないでしょうか。また、複文化主義的視点から見た個人に内在する「文化」や、母語話者の間で潜在的に共有されている「文化」もあります。これらの「文化」は日本語学習者にとって学習動機、原動力となると同時に、日本語学習を通じた新たなアイデンティティー形成の軸となるものではないでしょうか。グローバル社会になり容易に情報を得られる昨今、外国語学習において言語知識の習得だけではなく、言語学習における「文化」の関わり方も変化しています。皆さんは日々、外国語学習には欠かせない異文化理解のために、様々な工夫・活動・研究をされていることでしょう。その成果を本シンポジウムで発表してみませんか。

本シンポジウムが、日本語教育における文化の多様性を考え、さらに、発展させていけるような有意義な機会になってくれることを期待しています。奮ってご参加くださいませ。

 

会期: 2019年6月14日(金)、15日(土)

 

会場: アリカンテ大学シティーキャンパス

 

テーマ: 「文化とは何かー日本語教育における文化の多様性ー」

テーマとして次のa) ~h) を参考にしてください。

日本語および日本語教育に関するもので、学術的な研究に限らず、教室での活動、試みなどに関する実践的な調査・報告を含みます。また、スペインにおける日本語教育の将来に寄与する内容であることが求められます。

a) 日本文化的な要素を取り入れた授業の実践

b) 日本文化理解のための体験型授業の実践 (茶道や書道の体験など)

c) 複言語・複文化主義を取り入れたシラバス作成

d) 文化を取り入れた授業の評価方法、ポートフォリオの作成

e) 異文化理解をめざした日本語教育

f) 文化理解のためのツールやリソース、ソシャルネットワークの活用法

g) 文化翻訳

h) 継承日本語における文化

i) その他

 

使用言語: 日本語もしくはスペイン語とします。

 

発表資格: 発表応募時は、スペイン日本語教師会(APJE)の会員でなくても応募できます。ただし、発表時には、同会員でなければなりません。共同発表の場合も同じです。

 

発表形態: 未発表のものに限ります。また、同時に同一内容の発表を他所に応募することはご遠慮ください。

1.口頭発表:実践報告・研究発表

<時間:発表20分、質疑応答10分、計30分>

 

2.ポスター発表:ポスター掲示による発表です。その場で説明、情報交換を行うことができます。

<時間:掲示時間60分。ポスターのサイズはA1判1枚以内>

注:コンピューターを用いて何枚ものポスターに相当する内容を見せたり、用意した説明をするなど実質的な口頭発表を行うことはできません。実際の教材や教具を見せる必要がある場合は、ポスター以外の展示を認めることがあります。利益を目的とした宣伝活動は対象となりません。

 

応募方法:

【口頭発表】

提出書類

「発表応募用紙」(こちらからダウンロード可能)

「口頭発表要旨モデル」(こちらからダウンロード可能)

 

要旨

・「口頭発表要旨モデル」を参照してください。

・日本語の場合は1,000字以内、スペイン語の場合は500語以内で記述してください。

・要旨には氏名を書かないでください。

・ファイル名は「(名)(姓)_abstract」としてください(形式はWordまたはPDF)。

例) 山田 太郎の場合:

TaroYamada_ abstract.doc

TaroYamada_ abstract.pdf

 

締め切り

2019220日(水)までに、「発表応募用紙」と、「口頭発表要旨」もしくは「ポスター発表要旨」をapje.abstract2019@gmail.comまで送付してください。

 

査読

・査読は複数名の査読者により匿名で行い、発表者を決定します。

・3月25日(月)までに結果をお知らせします。採用の場合は、4月10日(水)までにA4のプログラム用要旨を提出していただきます。

・シンポジウム終了後、シンポジウム論文発表集(PDF版)への投稿を2019年9月15日(日)までにお願いいたします。

 

 

【ポスター発表】

提出書類

「発表応募用紙」(こちらからダウンロード可能)

「ポスター発表要旨記入用紙」(こちらからダウンロード可能)

要旨

・「ポスター発表要旨記入用紙」を利用してください。

・日本語の場合は1,000字程度、スペイン語の場合は500語程度を目安にしてください。

・要旨には氏名を書かないでください。

・ファイル名は「(名)(姓)_abstract」としてください(形式はWordまたはPDF)。

例) 山田 太郎の場合:

TaroYamada_ abstract.doc

TaroYamada_ abstract.pdf

 

締め切り

2019220日(水)までに、「発表応募用紙」と、「口頭発表要旨」もしくは「ポスター発表要旨」をapje.abstract2019@gmail.comまで送付してください。

 

査読

・査読は複数名の査読者により匿名で行い、発表者を決定します。

・3月25日(月)までに確認の通知をメールでお送りします。その後、4月10日(水)までにA4のプログラム用要旨を提出していただきます。

・シンポジウム終了後、シンポジウム論文発表集(PDF版)への投稿を2019年9月15日(日)までにお願いいたします。

 

 

問い合わせ:

実行委員会 apje.info@gmail.com

査読委員会 apje.abstract2019@gmail.com