2014年6月27日 第1回スペイン日本語劇コンクール ビデオ

上映作品順
①マラガ大学
作品タイトル:「大使の船を待ちながら」

あらすじ:
四百年前、コリア·デル·リオでの出来事です。出生地不明の女性教師指導のもと、三名のアンダルシアの生徒達が、日本語のレッスンに励んでいます。彼らの使命は遥々日本からいらっしゃる大使を、正しい日本語を使っておもてなしすること。今まさに大使船着岸の情報に女性教師の熱は高まる一方。彼女の奮闘ぶりとは裏腹に、クラスは思わぬ方向に ······。

 

②サラマンカ大学
作品タイトル:「セラピー ~次の患者を待ちながら~」

あらすじ:
とある心療内科で、悩み苦しむ一人の老人がセラピーを受けている。終了の時間になったが、次の予約患者が現れないため、女医は次の患者を待ちながら、老人にもう少し話を続けるよう促す。いったい老人を悩ませている問題とは・・・

 

③ムルシア大学 語学センタ ー
作品タイトル:「日本留学奨学金を待ちながら」

あらすじ:
ムルシア大学国際交流課事務所で学生が日本留学について話しています。日本オタクのアキラと優等生カンディです。そこへ事務員カジェタナと日本留学の経験者で気取りやのアルトゥーロが入ってきます。日本の話で盛り上がりますが、そこへカンディの母親から電話がかかってきて一悶着。さてカンディは晴れて留学申請できるのでしょうか。この作品はスペインの設定ですが、日本語バージョンでお楽しみ下さい。

 

④バレンシア大学
作品タイトル:「めんせつ を まちながら」

あらすじ:
スペイン人は日本で早く仕事をさがして、はたらきたいです。リセッションですから。スペインテーマパークの仕事のめんせつへ行きます。今年スペイン・日本の400周年ですから、たくさんの人がテーマパークへ来ます。ですから、新しいスタッフをさがします。めんせつを待ちながら、スペイン人はたいへんなかぜを引きはじめるんですが、、、。

 

⑤レオン大学 語学センタ ー
作品タイトル:「8時の電車を待ちながら」

あらすじ:
ひとりの老婦人が若かりし頃の恋人を待ちながら、駅のベンチに座っている。その前に現れる若い学生とサラリーマン。学生は初恋相手への告白をためらい、サラリーマンは好意を抱く相手がいながらも、多忙にかまけて向き合えないでいる。そんなふたりの人生に、老婦人が与える影響は?老婦人はかつての恋人と再会できるのか?

 

⑥サンティアゴ・デコポスーラ大学 語学センタ ー
作品タイトル:「未来を待ちながら」

あらすじ:
ようこそ、みなさん。お席が用意してありますので、どうぞ、おかけください。みなさんにご紹介します。ゆうき君は反抗的な二十歳の男の子で、危険というよりは軟弱な男です。悪ぶってはいますが。それから、せつなさんは由緒ある武士の家系の血を引いている人です。まぁ、現在は落ちぶれているんですがね。そして、思春期のまきちゃんは、ロリータ・ファッションを愛する無垢な少女です。私たちは「みらい」を待っています。「みらい」は、各々の未来によるところがあります。いや、もしかしたら未来ではないのかもしれません。さぁ、賭けをしましょう。ショーを楽しんでください。幸運を!

 

⑦コンプルテンセ大学
作品タイトル:「コクハクを待ちながら」

あらすじ:
ダンスのクラスが始まります。先生のへんなダンスに、生徒たちはうんざり、疲れています。でも、ダンスのクラスはもっと楽しいはず… ゲンジくんがダンスのクラスにやってきました。クラスを見て感激しながらも、何だかソワソワしています。ゲンジくんはずっとこの日を待っていたのです。今日こそ、かおりさんにこくりたい!でも、かおりさんも何か言いたそうです。ダンス仲間のセレスちゃん(げんじくんの友達)やみどりさんも何か言いたそうです。この短い物語はみんなが何かを待っています。それは愛…