日本語学習者の多様性とこころの支援

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※APJEは本研修会の実施に国際交流基金のサクラネットワーク助成を受けています。


日時: 2021年4月18日(日)10時30分~14時00分(途中休憩を挟む)


定員: 40名程度


場所: オンライン (Zoom使用)


講師: 阿部裕先生( 四谷ゆいクリニック )


タイトル: 「日本語学習者の多様性とこころの支援」


講師からのメッセージ:

みなさま方が日本語を教えていたスペインの方々が、日本でこころの問題でつまずいた時には、たいていうちの多文化クリニック(東京、四谷)へやってきます。すでにスペインにいた時から治療を受けていた人、スペインで治療は受けていなかったが、学校現場でサポートされていた人、発達的問題と正常の間のグレーゾーンだった人、来日し異文化の中でこころの病気になった人などさまざまです。

多様性とは、性格的違い、文化的違い、民族的違い、発達的違い、精神病理的違いなど、いろいろな概念が混在しています。しかし、いろいろな問題で困っている人たちを支援するにはその多様性を整理し、理解しないと、その支援はできません。

今回はおもに日本語学習者の困りごとを発達的、精神医学的視点から整理し、病気でない人たち、発達的な問題のある人たち、こころの病気を抱えている人たちに分け、できるだけ実際にクリニックに相談に来た患者さんたちを取り上げながら、より詳しく分類し、精神医学的視点からその支援を考えます。

発達障害や精神障害は、日本にいて日本人を診察していても、症状、診断、治療、何一つとったみてもそう簡単ではありません。ましてや、文化、民族、社会の違いなどが複雑に絡んだ人たちの支援は困難を極めます。

ふと振り返ると、正常って何なの、異常って何なの?そうだよね、どちらか判らないグレーゾーンだってたくさんあるよねということに気づかされます。日本語学習者の問題点はどこか、いい点はどこかという視点から、彼らの支援を一緒に考えていきたいと思います。


参加費: APJE会員無料・非会員5ユーロ

★銀行振込の場合

※非会員の方向けの参加費振り込みに関する注意事項は下の資料をダウンロードしてご確認ください。




★PayPalの場合

手数料が高額になる地域からご参加の方はPayPalで送金していただくことも可能です。 なお、Paypal送金の場合は5,5ユーロとなります。(手数料0,5ユーロを上乗せした金額です。)

必ず、下の空欄に「お名前 Formación」とご記入の上、「Comprar ahora」のボタンを押してください。その後、PayPalの支払い画面にて手続きをお願いいたします。

例)TARO YAMADA formación

参加申込み方法:


下のオンライン参加申込フォームから参加申込をお願いいたします。

非会員の方は、参加費用をお支払いの上、参加申込フォームからお申込みください。

オンライン参加申込フォーム


参加申込み受付期間: 3月29日(月)~ 4月9日(金) 0:00(CET)